商業テナントビル外壁塗装15(大阪市)
ようやく下塗りのフィラー塗装が終わりそうです。面積が多いのとベランダ面は入り組んでいるのと入居テナントさんとの調整もあって結構手間がかかりました。次は中塗り塗装に入っていきます。
※フィラーの重要さ
皆さん勘違いされている方も多いと思いますが、外壁からの雨漏りなどを防ぐにはシリコン塗料を塗装すれば良いとお考えじゃないですかね?実はそれは間違えています。フィラー塗膜が雨漏りを防いでくれるのです。中塗りや上塗りに用いる塗料ではありません。
なので、フィラーの耐久性を上げる為に厚みを持たせることが出来るマスチック模様がベストなのですが。そのフィラーを紫外線や雨が直接あたる事で劣化するのを防ぐために中塗り上塗りと紫外線や雨に強い塗料を用いて塗装するのです。
その用いる中塗り上塗り材のグレードによって耐久性が異なり、高グレードのものは耐久性が高いので紫外線や雨などでフィラーを劣化するのを長く防げる。つまり、雨漏りを長く防ぐ事が出来るという事になります。
ですので、結論として、超最高級の中塗り上塗り材を用いても下塗りのフィラーをしっかりと厚みを持たせる事を怠ると本来の性能を発揮出来ないという事になりますのでご注意下さい。なお、フィラーをマスチック模様にする事で必然と凹凸模様になりますから表面積が増えます。表面積が増えるという事は中塗り上塗りを平面より多く塗装する事が出来て耐久性が高まります。
つまり、フィラーをマスチック模様で塗装する事が雨漏りを防ぐ大きな有効手立てになるという事を覚えておいて下さい。