現場Repo

今、こんな塗装をしています。

  1. HOME
  2. 塗装レポ
  3. 特殊建物
  4. スチール鉄骨階段塗装(溶接補修) 5
溶接用鋼板

スチール鉄骨階段塗装(溶接補修) 5

スチール階段の踊り場に穴があいており、パテなどでは補修不能ですので溶接補修を行います。現状と同じ縞板鋼板を用いての溶接補修です。溶接補修の流れは、既存穴部切断→新規鋼板溶接→塗装仕上げ、となります。写真の左が溶接補修を行う箇所で穴があいています。中写真は切断した箇所で、右写真は溶接補修を行った写真となります。

こういった外部階段は雨ざらしになっているので錆がまわりやすいので穴があいている時が多々あります。軽症の劣化ならパテ補修で済みますが耐久性は良くないです。特にこの様な床面にはパテ補修は厳しいと判断しています。鉄は夏になれば膨張して、冬になると縮小する性質があります。私達はそれを”暴れる”と表現する事がありますが、それだけ暴れるとパテが割れてしまう可能性が高いです。

※備考
電車のレールの継ぎ目が何故あるとか言えば、鉄の膨張収縮を考えてああなっているらしいです。その継ぎ目でガタンゴトンとなるんですね。