商業テナントビル外壁塗装30 (大阪市)
■施工種類
陸屋根ウレタン防水施工
■施工内容
陸屋根にウレタン防水を施工していっています。ウレタンの中塗りが終わった写真となります。ウレタン防水は大きく分けると密着工法と通気緩衝工法の2つがあります。
密着工法は土間下地にプライマーを塗ってからウレタン基材を塗る工法。通気緩衝工法はプライマーの上に通気緩衝シートを張ってウレタン基材を塗る工法となります。
土間に湿気があったりすると夏の暑い時期に熱せられて湿気が蒸発しようと気化します。通気緩衝シートはシート内に特殊な通気部があり、気化したものがシート内を通る仕組みになっています。そうして通ってきた水蒸気が気化したものを脱気筒から逃してやります。
水分が熱せられて気化したものは低いところから高いところへ上ります。ヤカンで沸騰した水蒸気が上へ上がるのと同じです。ですので、脱気等は土間の低いところへ設置しても意味がありません。土間の高いところへ設置します。
写真にある丸いステンレスのものが脱気等の取付下部です。土間の高いところへ設置しています。約60㎡~80㎡に1つ設置する事が基準ですが、イトダガワペイントでは湿気が多く抜けるように60㎡に1つの基準で設置しています。
対して密着工法は、、、そして、どの土間にどっちの工法があってるのか、、、長くなるので次エントリーで説明します。