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今、こんな塗装をしています。

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錆止め塗装

工場スチール折半屋根塗装工事4(摂津市)

■本日の工事内容
下塗り:錆止め塗装
塗材:ハイポンルーフデクロ(日本ペイント)

■施工内容
今日からは2班に分けて、シール充填作業の残施工分と、別班で錆止め塗装も行っていきます。こちらを低圧温風ガンという機材を使用して吹き付けていきます。

この低圧温風ガンですが次のようなメリットがあります。
・表面乾燥時間が早い
・付着率が大変高い
・オーバーミスト(塗料の飛散)がとても抑えられる
となります。

一般的に霧吹きの様な吹付けはエアレススプレーを用いるのですが(車修理屋さんの塗装を思い浮かべて下さい)、予想された通りオーバーミストが大変多いのです。つまり、近隣へ飛散して塗料が付着する可能性が凄く高いです。ですので、こういった屋根などの箇所へはほぼ使用しません。

しかし、この低圧温風ガンはエアレススプレーの空気が温められたものと思ってもらって結構で、オーバーミストを10%程度ほどで抑えられます。しかも、その飛散した10%も空中で塵になり近隣の建物へ付着する事はありません。

もちろん、多少の塵ゴミが発生するので近隣建築物とあまりにも距離が近ければ使用は控えた方が良いでしょう。工場や倉庫のある地域は近隣と十分な距離があるケースがほとんどですので問題なく使用できます。

また、表面の乾きも非常に早いのも施工する側として大変メリットがあります。この寒い時期には塗装しても翌日に乾いてないケースもあります。低圧温風ガンを使用して塗装した場合は塗装後3時間程度(使用する塗料によって異なります)で表面が乾くので歩ける程です。

ただ、デメリットとして塗膜がローラーで塗るよりも薄いです。ですので、耐候性の高い塗料を選ぶか、一般的に2度塗り仕上げの場合はプラス1回多くして塗装した方が良いです。